やってくるお客さんのことを考えながらお皿を磨き上げる、その時間も楽しんでもらいたい。
経年変化を楽しむ銅製のうつわ「ケーキのお皿」には、あえて酸化防止加工を施していません。
使い方やお手入れの方法については以下の内容を参考にしてください。

 

◆ 使い方

ケーキやパンを載せて使用します。
和菓子など、お皿にくっつきやすいものを載せる場合は懐紙をご利用ください。

◆ お手入れ

1. 日々のお手入れ

使用後は柔らかいスポンジ等に中性洗剤をつけて洗い、乾いた布で拭き取ってください。
水分が残ったまま放置すると変色、水跡や緑青の原因となる可能性があります。

 

2. 黒ずみを落とす

銅は酸素と触れることで酸化反応を起こし、酸化銅(CuO)へ変化します。
これにより、表面は黒い酸化膜に覆われていきます。
この黒ずみを取り除くために、以下の3つの方法をご紹介します。

 

<酢と塩を混ぜて洗う>

黒ずみを溶かすには酸性の液体、例えばお酢が有効です。
酢と塩を1:1の割合で混ぜて洗います。
酸化銅がお酢に含まれる酢酸(CH₃COOH)と反応し、酢酸銅と水に変化させていきます。

CuO + 2 (CH₃COOH) → Cu(CH₃COO)₂ + H₂O

さらに、お酢に塩を入れると上記の反応が促進されるため、より綺麗に黒ずみを取り除くことができます。

 

<ペースト状の重曹で磨く>

しつこい汚れには、水と重曹を1:2の割合で混ぜたものを歯ブラシなどにつけて使用します。
細かい粒子が表面を研磨し、削り取ってくれます。

 

<スポンジの硬い面で研磨>

乾いた台所用スポンジ(研磨粒子付き)の固い面、不織布部分で研磨する方法もあります。
「ヘアライン仕上げ」という言葉をご存知の方も多いと思いますが、これは不織布で磨くことで髪の毛のような細かな傷をあえてつくる金属表面の加工方法です。
「ケーキのお皿」もヘアライン仕上げを採用し、落ち着いた鈍い輝きをつくり出しています。
一方向にこすったり、円を描いたり、磨き方で様々な表情をつけることができます。

※ いずれの場合も、仕上げに中性洗剤で洗浄し、乾いた布で拭き取ってください
※ 施した錫メッキが剥がれてしまうおそれがあるため、お皿の内側は研磨しないでください

◆ 使用上の注意

※ 錫メッキの剥がれや表面の傷を考慮し、スプーンやフォークは木製のものを使用してください
※ 食品を長時間のせておくと、金属が変色する場合があるため、食品を保存する場合は別の容器に移してください
※ 金属製品は熱や電気に反応しやすい特徴があります
特に以下の環境では使用しないでください
直火/IHクッキングヒーター/電子レンジ/オーブン

錫メッキの剥がれなど、ご自身でメンテナンスが難しい場合や、なにかご不明な点などありましたらご連絡ください。
日々のお手入れを通じてあなただけの道具に育てていくことができるよう、 引き続きお手伝いできたらと考えています。

info@86400.tokyo

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